
ANGE MAGAZINE
結婚式で注目されるリングボーイとフラワーガール。具体的な役割から演出アイデア、年齢別の工夫や注意点、事前準備まで詳しく解説します。失敗を防ぐコツや会場選びのヒントも満載です。

結婚式で子どもたちが担う「リングボーイ」と「フラワーガール」は、会場を和やかにし、ゲストの心をつかむ大切な存在です。
どちらも新郎新婦の登場やバージンロードの演出を華やかにする役目がありますが、それぞれ少しずつ役割が異なります。
リングボーイは「結婚指輪を運ぶ男の子」、フラワーガールは「花びらをまく女の子」として登場します。
たとえばリングボーイは、小さなトレイやクッション、ミニチュアの宝箱などに入れた指輪を持ち、祭壇まで届ける役目です。
対してフラワーガールは、新婦の入場直前にバージンロードに花びらをまきながら歩くことで、通路を清め、祝福の道をつくります。
主な違いを以下に整理しておきます。
項目 | リングボーイ | フラワーガール |
|---|---|---|
役割 | 指輪を運ぶ | 花びらをまく |
出番 | 式の序盤(指輪交換の前) | 新婦の入場直前 |
小物 | 指輪クッション、ボックスなど | 花かご、花びら |
衣装 | シャツ+ベストやミニスーツ | ドレス+花飾り |
年齢的には、3歳〜8歳くらいの子どもにお願いすることが多く、歩行が安定しているか、人前でも比較的動けるかが目安になります。
この演出はかわいらしく見える一方で、子どもならではの予測できないトラブルもあります。よくある失敗例は以下の3つです。
緊張して立ち止まってしまう
指輪や花びらを落としてしまう
会場で泣いてしまい動けない
対策としては、あらかじめリハーサルを行うこと、親やスタッフのサポート体制を整えること、子どもが安心できる環境をつくることが大切です。
「失敗しても大丈夫」という空気を大人が持っておくと、自然な雰囲気が生まれやすくなりますよ。
リングボーイやフラワーガールの演出は、海外のウェディング文化がもとになっています。
リングボーイの起源は中世ヨーロッパ。
貴族の子どもたちが王族の儀式で指輪を運ぶ役を担ったことが始まりとされています。
それが格式ある挙式のシンボルとして根付いたのです。
フラワーガールのルーツは、古代ローマの時代にまで遡ります。
当時は新婦の幸せを祈って花やハーブをまくことで、魔除けや繁栄の象徴とされていたそうです。
この風習が現代のフラワーガールに引き継がれています。
現代の日本でも、子どもの参加演出として人気が高まっており、アットホームで温かな雰囲気を作りたいカップルに選ばれています。
かわいらしさだけでなく、「家族のつながり」「ゲストとの一体感」「想い出に残る演出」という点でも注目される演出です。

リングボーイの演出は、式の中でも印象に残りやすいパートです。
多くの場合、新郎新婦がバージンロードに登場する前後のタイミングで登場します。
リングボーイは「指輪を祭壇まで届ける」役目を担い、結婚の誓いの前に重要なアクセントを加えてくれます。
バージンロードの入り口から登場
リングピローや小箱を持ってゆっくりと歩く
祭壇またはスタッフへ指輪を渡す
自分の席へ戻る(または控室へ)
演出の幅も広く、こんなアレンジが取り入れられることもあります。
おもちゃの車に乗って登場する
ペットと一緒に歩く
兄弟と2人で協力して運ぶ
式の雰囲気や子どもの性格に合わせて、自由度高く調整できるのが魅力です。
リングが落ちる、道に迷う、止まってしまうといった心配があるため、
クッションや箱に固定する
歩く距離を短めにする
誘導役がそばにつく
といった工夫をしておくと安心です。
フラワーガールは、新婦がバージンロードを歩く前に花びらをまく役目があります。
花びらをまく動作には「祝福の気持ち」や「未来を明るくする」という意味が込められています。
フラワーガールの登場は、場の空気を柔らかくし、新婦の登場を引き立てる大事な演出です。
花かごを持ってゆっくり入場
一歩ずつ歩きながら、花びらを少しずつまく
バージンロードの中央まで進む
花かごをスタッフに渡して自席へ
フラワーガールはドレス姿や花冠などの衣装で注目されることも多く、写真映えのポイントにもなります。
歩幅をそろえて「ゆっくり歩く練習」をしておく
花びらをまくタイミングを具体的に教える
花びらが飛びすぎないよう量を調整する
といった事前準備で、より自然で美しい演出になります。
リングボーイ・フラワーガールの演出は、年齢に応じてできることが変わってきます。
無理のない範囲で、「できること」「可愛らしさ」「安全性」のバランスを考えることが大切です。以下は、年齢別におすすめの演出例です。
年齢 | 特徴 | おすすめの演出 |
|---|---|---|
2〜3歳 | 歩行が不安定、人見知りしやすい | 保護者と一緒に歩く、カートに乗るなど補助ありの演出 |
4〜5歳 | 指示が理解できるが気分に左右される | 花びらをまく、指輪を運ぶなど基本の演出 |
6〜8歳 | 落ち着いて行動できることが多い | 1人での入場、演出のアレンジも可 |
特に4〜5歳は演出の中心になりやすく、かわいらしさと成功率のバランスが取りやすい年齢帯です。
一方で2〜3歳でも、安心できるような雰囲気づくりがあれば活躍できますし、微笑ましいハプニングも会場を和ませる要素になります。
無理に1人で歩かせず、大人が補助する
ご褒美を用意してモチベーションを高める
本番前に「練習→ほめる→成功体験」を積ませる
こういった工夫で、子どもたちも楽しみながら参加できますよ。

リングボーイやフラワーガールの演出で最も多いトラブルが、「歩けない」「泣いてしまう」といった当日の緊張による失敗です。
とくに小さな子どもほど、初めての場に戸惑いがちです。
大勢の前で突然注目されることがプレッシャーになり、立ち止まったり泣き出してしまうことがあります。
スタート直後に立ち尽くして動けなくなる
バージンロードの途中で泣き出す
親の姿を探してしまい進めない
これらを防ぐには、事前の準備が大切です。
本番と同じような場所でリハーサルをしておく
スタッフが自然に誘導できるよう立ち位置を決めておく
親が見える位置に立ち「安心感」を与える
また、当日に「どうしても無理だった」としても、それも含めて可愛い演出になります。
成功よりも「思い出に残る」ことを大切にすると、気持ちが楽になりますよ。
演出そのものがスムーズでも、「衣装が合わない」「指輪を落とす」といった細かいトラブルが起こるケースも少なくありません。
靴が脱げてしまう
ドレスやスーツが動きづらくて不機嫌に
花びらをまく前にすべて落としてしまう
指輪を運ぶピローが傾いて中身が落ちる
演出を支える小物や衣装がトラブルの原因になることは意外と多いです。
子どもの体型に合った衣装を選び、動きやすさを最優先に
靴はかかとがしっかり固定できるものを選ぶ
小物は子どもの手に合うサイズで、落ちにくく安全な素材にする
花びらや指輪は「練習用」と「本番用」で分けておく
また、式直前の「最終チェック」も重要です。10分でもいいので衣装を着た状態で歩いてもらうと、安心感がまったく違います。
リハーサルをしていなかったことで、当日の動線がわからなくなり、演出の進行がスムーズにいかないケースもあります。
子どもがどこまで歩けばいいのかわからず途中で止まる
渡す相手が分からず、指輪を持ったままウロウロしてしまう
ゴール地点で誰も迎えず立ち尽くしてしまう
流れが子どもにとって曖昧だと、動きが止まってしまいます。
スタートからゴールまで「立ち位置」を明確にして、目印などを用意
「誰に渡す」「どこで止まる」「どこに戻る」まで具体的に伝える
リハーサルで褒めながら自信をつけておく
さらに、スタッフや司会者と連携し、「想定外が起きても対応できる体制」をつくっておくと安心です。
演出は完璧よりも「心に残る」ことが大事です。
そのためにも、準備段階で丁寧に確認することが成功への一歩になります。

子どもが関わる演出は、当日のぶっつけ本番ではなかなかうまくいきません。成功のカギは、リハーサルの回数と声かけの工夫にあります。
本番と同じような時間・場所で、何度か練習しておくと子どもは驚くほど落ち着きます。
たとえばこんなステップで進めると安心です。
リングボーイ・フラワーガールに役割を丁寧に説明する
バージンロードを実際に歩いてみる
指輪や花びらの扱い方を一緒にやってみる
上手にできたらたっぷり褒める
「楽しかった!」「できた!」という感覚を持たせることがポイントです。
また、本番直前には「がんばってね」「きっと上手にできるよ」とポジティブな言葉をかけると安心感が高まります。
緊張しているようなら、手をつないだり抱っこしたりして気持ちを落ち着けてあげましょう。
リハーサルだけでなく、物理的な準備も抜かりなく行っておくことが大切です。
衣装や持ち物の不備、移動の動線ミスが原因でトラブルが起こるケースが少なくありません。以下にチェックすべきポイントをまとめました。
サイズは合っているか(特に靴・ウエストまわり)
動きにくさはないか(しゃがめるか・歩けるか)
ボタンやアクセサリーが外れやすくないか
指輪を運ぶピローやボックスの固定はできているか
花かごや花びらの量は適切か
念のための替え衣装やタオルも用意してあるか
スタートとゴールの場所がはっきりしているか
誘導係の立ち位置が決まっているか
スタッフとの連携が取れているか
とくに移動の際は、子どもが不安にならないよう「親の顔が見える位置」を意識すると安心です。
どれだけ準備をしていても、子どもは当日どんな反応をするかわかりません。だからこそ、親や式場スタッフがどこまでサポートできるかが成功の鍵を握ります。
本番直前までリラックスさせてあげる
トイレ・水分補給・衣装チェックなど体調面のサポート
万が一泣いたり歩けなかったときにすぐに対応できるよう待機する
バージンロードへの誘導や案内を的確に行う
小物や装飾の安全確認を行う
子どもが動きやすいよう事前に通路や導線を整備する
親とスタッフが連携して子どもを見守る体制をつくることで、トラブルの予防と素早い対応が可能になります。
演出成功の裏には、こうした“縁の下の力持ち”が支えていることを忘れず、しっかり準備を進めていきましょう。

リングボーイやフラワーガールの魅力は、なんといってもその「かわいらしさ」。衣装選びによって、その魅力がぐっと引き立ちます。
子どもらしさを大切にしつつ、動きやすさや安心感も重視して選ぶことが大事です。
リングボーイ
ミニスーツ、サスペンダー付きのシャツスタイル、蝶ネクタイ付きのベストコーデ
フラワーガール
チュール素材のふんわりドレス、花冠やリボン、ボレロ付きドレス
季節感(暑すぎない・寒すぎない素材)
動きやすさ(長すぎる裾や締め付けすぎるデザインはNG)
素材の安全性(チクチクするレースや外れやすい飾りは避ける)
衣装に着られるのではなく、「自分らしく着られる」ことが成功のコツです。当日スムーズに動けるよう、衣装を事前に試着させてあげると安心です。
演出をより印象的にするには、ゲストの心をくすぐるようなちょっとした工夫がカギになります。
かわいらしい姿に思わず笑顔がこぼれるような瞬間を作ってみましょう。
メッセージプレートを持たせる
→「Here comes the bride(新婦が来るよ)」など
ペットと一緒に入場
→ 犬と並んで歩くスタイルは癒し効果抜群
兄弟姉妹でのペア登場
→ 年齢差があっても、助け合って歩く姿に会場がほっこり
また、リングボーイが途中で立ち止まってポーズを決めたり、フラワーガールが「にこっ」と笑いながら花をまいたり、
自然な“子どもらしいしぐさ”がそのまま演出になることもあります。
無理に大人っぽい演出にせず、本人の個性を活かすことが感動につながります。
せっかくのかわいい演出、写真や動画にしっかり残したいですよね。
写真映えを意識することで、後から見返しても満足度の高い想い出になります。下記のようなポイントを意識してみましょう。
バージンロードのスタート地点に花や装飾を設けて背景を華やかに
ゴール地点に新郎新婦が待機することで自然な並びに
会場の自然光や照明の向きを事前にチェック
一歩一歩をゆっくりと歩くように練習
指輪や花かごは「見えるように」持たせる
カメラマンと事前に動きの導線を共有しておく
演出が始まる瞬間から終わりまで、「どの位置からどう見えるか」を意識して調整すると、写真や映像の仕上がりが格段に良くなります。
また、会場内でのリハーサル時にスマホで動画を撮って確認しておくと、当日の流れがイメージしやすくなりますよ。

リングボーイとフラワーガールの演出は、結婚式をより感動的で温かいものにしてくれる存在です。
子どもが主役となって歩く姿は、ゲストの心を和ませるだけでなく、
新郎新婦にとっても一生忘れられない想い出になります。
準備の段階から丁寧にサポートし、子どもたちの魅力を引き出すことで、より心に残る演出が叶います。
演出が成功するかどうかよりも、「その瞬間をみんなで楽しむこと」が何より大切です。
そのためにも、式場選びや当日のサポート体制はとても重要になってきます。
リングボーイ・フラワーガールの演出を取り入れるなら、子どもに優しい環境づくりが整っている式場かどうかが大きなポイントです。
こんな視点で選ぶと安心です。
子ども用の控室や待機スペースがある
リハーサルの時間がしっかり取れる
スタッフが子どもに慣れていてサポート体制が整っている
ペットやファミリーも一緒に参加できる柔軟な対応力
とくに「家族との一体感」を大切にしたい場合、オーダーメイド対応が可能な式場が最適です。
型にはまらない演出ができることで、おふたりらしい結婚式が実現できます。
渋谷・南平台町にある結婚式場「アンジェパティオ」は、
レストラン・クリニックが併設された、温もりと自由度あふれるオーダーメイドウェディング会場です。
緑あふれる邸宅風の会場で、アットホームな雰囲気が叶う
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